愛する人を救う為にあなたは何を選び、どのような行動をとりますか?
発売日 | 2019年11月11日 |
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プラットフォーム | Playstation4/NintendoSwitch/Steam |
ジャンル | パズルアドベンチャー |
トレーラー |
PSstoreで現在開催中の「Playstation Indies」セール対象作品のひとつ。
同セールは6月23日まで開催。最大90%OFF。対象タイトル235本。
セールまとめ買い作品攻略第二弾。
ちなみに今回プレイしたLast Day of Juneは
通常価格1980円が75%OFFの495円で購入できます。お安い。
イタリアのゲーム開発スタジオOvosonicoが開発し505 Gamesより発売。
幸せに暮らす夫婦、カールと妻ジューン。
湖畔に出かけた帰り道の事故で、最愛の妻であるジューンを失ってしまう。
悲しみに暮れるカールはある日、ジューンが描いた絵から放たれる光に導かれ
事故のあった【あの日】を追体験することが出来るように。
どうして事故は起きたのか?
彼女を失わずに済む未来はあるのか?
運命を変えるため、過去改変に挑むパズルアドベンチャー。
愛しいジューンを取り戻すために。
事故が起きた原因、そのトリガーとなる人物の行動を変更させ運命の変革に奮闘するカール。
しかしまた別の人物の行動によって、必然的に引き起こされてしまう事故。
世界線は必ず収束してしまうんだよ……
某ゲームでタイムリープ履修済の私はそれだけで好きが発動。
デフォルトされ表情のないキャラクターデザインながらその絶望感や喜びなどは容易に想像できるし、カットシーンや音楽でしっとり展開する演出はとても良かった。
曖昧なテクスチャで描かれた雰囲気もゲームイメージにぴったり。
4人の人物を切り替えながら少しずつ行動エリアを増やし、新たな運命を紡いでいくパズル要素もシンプルで面白い。
それぞれのキャラクターの人物像に想像の余白が残されているのも魅力的。
ゲームの性質上何度も何度も事故のカットシーンを見る羽目になるけれど、その分「この運命を変えてあげたい!」というモチベーション高められるし、
事故の要因となった人物に対して負の感情が向きにくくなっているも◎。
運命の先にある未来。カールの選択。
強くて深い愛と共にある、夫婦の愛の物語。
エンディングも少し考察したくなる余韻を含んでいて、大切にしていきたい良いゲーム体験になりました。明朝から耐えきれず涙ほろり。
繰り返しになるけど演出表現がとても良い…良かった…
プレイ時間は3時間ほど。
途中で一度辞めて再起動したら最初からになってしまったのでオートセーブは対応していないかも?(手動セーブは無し)
トロフィーはプラチナ無しのブロンズオンリー。トロフィー名と取得タイミング好っき。
ゲームとしてはやや不親切さはあったけれどゲーム体験としてはとても良い体験でした。素敵な作品に感謝。