何にでもなれる。
発売日 |
2017年3月21日 |
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プラットフォーム | PlayStation4/Nintendo Switch/PC |
ジャンル | 観察型シュミレーション |
store |
いつぞやのセールにて購入。2020年2月より日本語版が配信。
動物、惑星、銀河など、何にでもなれるシュミレーションゲーム。
あなたがいま、誰であろうと、何であろうと、どこにいようと、世界の中心で観測するのはあなた。
Everythingは、目に入る全てのモノ、動物、惑星、銀河から何から何までがプレイアブルキャラクターとなるインタラクティブな体験ツールです。この世界に存在する全てのモノは、それぞれ別の視点を持ち、Everythingはその視点を自動生成とAIでシミュレートしているのです。あなたは外宇宙と内宇宙を行き来し、無限の広がりを持つ環世界を旅することになります。達成しなければならない目的やスコアなどはありません。
「いま」の「あなた」を変える方法を学び、世界の中にある世界の中にある世界、そしてその先までを体験しましょう。あえて操作をしないことで、この世界に関する、終わりないドキュメンタリーとして楽しむこともできます。
哲学者アラン・ワッツのナレーションとBen Lukas Boysen作曲の楽曲に導かれ、Everythingはあなたの生命観に新しい視点を与えてくれるでしょう。
謎ゲーです。
哲学だったり思想的すぎて正直よく分からないし何していいんだか分からない系謎ゲー。
目の前のあらゆるモノとなり、より大きなモノ、小さなモノに変化して、より大きな世界、小さな世界のモノを垣間見る。
自分はありとあらゆるモノであり、この世のすべてのモノになれる。
微生物になったり銀河系より遥かに上の物質になったり……けれども決してよくは分からない不可思議体験。
開発者インタビュー読んでも謎。
完全なるオートプレイに対応していて放置ゲーとしての楽しみ方も可能。
放置によってゲームは勝手に進んで、なんならクリアまでしてくれる。全部が自動で全部がランダムの究極のオートプレイ。
むしろ自力プレイよりオートプレイの方がこのゲームの醍醐味を味わえる節すら。
私も大半は試行錯誤しながら自力プレイしてはみたものの、途中で色々と悟り後半はほぼオートプレイにて完走。
オートプレイ中の行動頻度などを細かく指定も出来るけれど、急ぐでもなく、ただ呆然と眺めるくらいの心持ちが丁度良い。
ゲームとしてはモノ図鑑蒐集要素がメインなのでそこは個人的には楽しめました。
…本当に終始一貫として謎で特に書けるようなことももう無いのだけれど、不思議と面白かったです。
面白いという感情で合っているのかすら疑問だけど妙にクセになるしやめられないんだからきっと面白かったんだと思う(哲学顔)。
チュートリアルパートを終えた瞬間のなんともいえない衝撃と感情は是非体験してみてほしい。
ひとつネタバレするとチュートリアルがめちゃくちゃ長いです。
手動プレイを含むチュートリアルクリアまでの時間がおよそ10時間。そしてほぼオートプレイ放置に切り替えてトロフィーコンプを終えた時の時間が18時間。
トロフィー情報から得られるヒントもほとんど無い上 攻略情報も海外サイトばかりだったので、Google翻訳の不可思議日本語から取得方法推測していくのはなかなかどうして大変でした。妙な達成感。
唯一無二の不思議な体験でした。私もEverythingだったのね。