私達は食べ物で出来ている。
2020年11月12日発売。
11月度のPSplusフリープレイ対象タイトル。
Bugsnax ( バグスナックス )
コミカルなキャラクターと不思議な世界観の一人称視点アドベンチャーゲーム。
なんのこっちゃと思いながら遊んでみたところ とっても不思議でなんだか楽しい良ゲーでした。摩訶不思議アドベンチャー!
探検家リズベートに招待された編集者(プレイヤー)は謎の島Snaktooth島へと上陸。
そこには半分虫(バグ)、半分お菓子(スナック)という伝説の生き物”バグスナック”が住み着いていた。
開拓や商売、研究、様々な理由からSnaktooth島に上陸し暮らしていたグランパス達は、主義や主張もバラバラ。代表を勤めるフィルボの頼みにより、取材のかたわら彼らの仲を取り持つ事に。
バグスナックを愛して止まないグランパス達と共に、奇妙で可笑しく甘くて美味しいバブスナックの謎に迫る。
コミカルな見た目に反し、キャラクター達の思考や相関図はなかなかシリアス。
そしてバグスナッスは見た目以上に奇妙奇天烈。
ポテト足の蜘蛛や空飛ぶピッツァ、列を成して移動するサンドウィッチ。
トラップやボール、ペイント弾などの仕掛けを駆使して新種のバグスナックを捕獲するのは謎解きパズル感覚で面白く、多少ゴリ押しでもなんとかなるユルさはとても遊び易かった。
サブストーリーも豊富で個性豊かなグランパス達が続々と集結していくのはなんだか嬉しく、色んな価値観の交差する恋愛事情の行く末まで見届けられます。ぽぽーん。
また、バグスナックを"食べる"とキャラクターの容姿が変異していくのも楽しい。
欲望のままに得体の知れない生き物を食べ、次々と身体が変貌していくグランパス達。
四肢欠損じみたアンバランスな手足になんとも言えない気持ちにもなったけれど、変化した当人は特に気にしていないしとってもお気楽。
魅惑の食べ物バグスナック、実に恐ろしい。
全100種類からなるバグスナックはその変化のパターンも豊富で各部位による組み合わせパターンも無限大。
愛玩動物としてバグスナックの飼育を試みるグランブル君が寝ぼけて全身バクスナックに侵食される姿はなんだか悲しかったし愛しかった。(無理やり食べさせたのはプレイヤーis私だけれども。)
サブクエストをこなし、初見のバグスナックは必ず捕獲するよう意識してプレイすればメインシナリオクリアと同時にプラチナトロフィーまで取得可能。
プレイ時間は13時間程。
ほんと奇妙な面白さのあるゲーム性かつキャラクターも愛らしく、気付けば金銭払って購入した新作ゲームそっちのけで遊び尽くしてました。なんのこっちゃなんてこった。
にしてもフリプ対象タイトルをその月で遊びきったの久々だ…。
思いがけず良ゲーだったので今後のフリプタイトルも積極的に起動していきたい。というのは加入し続けてかれこれ10年になるけど毎回思うだけ思ってはいます。
12月フリプにジャスコ4やった~~~。