回帰する恐怖 ”都市伝説”が今、蘇る──
発売日 | 2023年7月27日 |
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プラットフォーム |
Nintendo Switch™ |
ジャンル |
都市伝説推理アドベンチャー |
HP |
これは友達の友達に聞いた話なんだけど・・・
"一過性の流行で崇拝される神仏、偶像" を意味する『流行り神』。
常識では考えられない不可解な事件が記録されたファイルの書棚が立ち並ぶ警察史編纂室に配属されることとなった主人公・風海純也警部補は、個性豊かな編纂室の面々と共に日常に潜む闇や都市伝説など絡めた怪事件の数々に巻き込まれていく。
物語を読み進めることで事件のキーワードを獲得し、情報を整理しながら犯人の動機や正体を推理し、今後の捜査の方針を「セルフ・クエスチョン」により決定。
科学とオカルト──どちらの方針で捜査を進めるかを選択することでシナリオの展開は大きく変化し、異なる事件の結末を体験することが出来る。真実はいつもひとつとは限らないのだ。
オリジナル版はそれぞれ2004年、2007年、2009年に発売。
グラフィックが最適化され高画質化されたことはもちろん、追加シナリオや追加要素、オーディオドラマ、ミニゲーム“旧校舎のメリーさん”も完全収録。
1,2,3いずれも外伝や隠しシナリオを含む7~9のエピソードを読み進めることが出来、この1本で『流行り神』シリーズの全てが遊び尽くせちゃいます。
パッケージ版は1.2.3全部入り、ダウンロード版は各タイトル別売りのみでの販売。
個人的にも未着手だったシナリオや要素もいくつかあったので、プレイ済ながら新鮮な気持ちでプレイすることが出来ました。10年以上経つと余裕で記憶無くしてしまうので定期的に再販してくれるの助かりますねぇ…
好きなエピソードを挙げるならば1の『こっくりさん』『鬼』『さとるくん』。2の『黒闇天』『エレベーター幽霊』。3の『コインロッカーベイビー』『死のネックレス』。特に鬼は何度読んでもはちゃめちゃに泣いてしまう…。
なにより久々に会う編纂室メンバーが最高すぎてね・・・!
絶対的ヒロインこと小暮宗一郎はやっぱり可愛い。
オカルトにブチ切れる賀茂泉かごめ警部補とオカルト大好きな羽黒薫♂の掛け合いも愛しいし、最強チートな犬童蘭子警部の存在もデカすぎるんよなぁ…。
渋イケ兄貴の霧崎水明、お騒がせジャーナリストの間宮ゆうかちゃん、あまりにも有能すぎる監察医式部人見さん。そして怪しい魅力たっぷりの道明寺秋彦。
やべー奴もてんこもり。巨大な組織の力ってすげー。魅力たっぷり道明寺。
個人的には愛染刹那という最高の漢のおかげで現在展開中の『真流行り神』シリーズも大いに楽しめてはいるので、こちらのシリーズにも頑張ってほしいところ。
これは若干ネタバレになってしまうのだけれど、真シリーズにも編纂室メンバーや関係者が少しずつ匂わせ登場しつつありやがるんですよ。次回作めちゃくちゃ楽しみですはい。
123で懐かしがった後は真シリーズを遊ぼう。愛染刹那をよろしくお願いします。
※真流行り神3は現在PSPlusのカタログタイトルとしてプレイ可能。
クリアトロコンまでの所要時間は約105時間ほど。
未読スキップ無しほぼオート読み送りで進行&周回時既読スキップ活用で、内訳的には1が24時間半、2が41時間、3が(薫編コンプを含む)38時間半でした。
攻略自体は簡単なものの、リザルト評価Sは選択ルートによっては推理用キーワードを回収できない場合があるため存外難しい。ただ人気タイトルなので攻略サイト等は多く残っているんですけどね。
既読率についてはほとんどが全分岐やバッドエンドを辿ることで回収できるものの、既読率99%からが沼。既読スキップで引っかかり待ち。
特に1,2は直前の選択肢だけが未読文に関わってくるという訳でもないので、風見くんの行動や選択ルートをある程度意識しながらプレイする必要もあるのでやや大変。セルフクエスチョンでバッドエンドに突入しない程度にトンチキ推理をすることで解放される未読文も有り。
2、3ならば分岐ツリーからシーン毎にジャンプ可能。(1はツリー目視で作業周回)
一度選択した選択肢は印が付くので分かりやすいけれど、2だとそれが一部トラップ。1のゆうか編の選択肢ラッシュはひたすらメモしながら解放してました。この感覚懐かしいや…
夏にぴったりのホラー体験を夏まるごと使ってじっくり堪能。
今月ブログまったく更新できていないけれど、マジでひと夏すべて流行り神に捧げる羽目になりました。
これは友達の友達に聞いたんだけど、文句無しの名作です💮