「一日を変え、一生を変えるカクテルを!」
舞台は西暦207X年の未来の都市、グリッジシティ。
腐敗した政府と大企業が牛耳るこの街において、VA-11 Hall-A、通称ヴァルハラという名のバーは、コンクリート砂漠の、小さなオアシス。疲弊した人々を待つ、魂の泉なのです。
プレイヤーはバー"ヴァルハラ"のバーテンダー"ジル"となり、様々な客の話し相手となりながら、カクテルを提供する仕事に従事します。
あなたが提供するカクテルによって、客の心は時に開かれ、時に閉ざされ、物語は展開していきます。客の要望に応えていくことで、ジル自身の運命もまた変化していくのです。
西暦207X年、グリッジシティ。人間や機械が共に暮らす世界で語られる物語は一体どのようなものでしょうか。
べネズエラのインディーズゲームレーベル「SukebanGames」より2016年Steamで発売されたサイバーパンク世界を舞台としたビジュアルノベルADV。
2017年には日本語訳、及びPSvita版が発売され、今年2019年5月30日、PS4/NintendoSwitch向けのパッケージ版として発売。
私自身は、PSVitaのパッケージ版で2017年プレイ済。
まだ一年半しか経ってないし一時は購入見送ろうかな~~~とも思ったんだけれど、初回盤特典ほしさにホイホイ購入。
設定資料集どちゃんこ良かった!
ご帰宅&PS4版VA-11Hall-Aちゃん!
— こなりた (@gamuaah) 2019年6月1日
初回盤欲しさに滑り込み購入したから安定のkonozamaでした🙋バーテンダーなるぞん🙆♂️ pic.twitter.com/ddL2dEpCQp
以前一度記事を書いてはいるものの改めて感想&販促でも。
物語の舞台は207X年に存在する都市グリッチシティ。
ロボットと人間が当たり前のように共存し、体の一部を機械化したり遺伝子いじって強化人間になれたりもする、そんな未来。
主人公ジルは一見クールだけど怒りっぽくて、どこか自堕落で、お酒と女の子が好きな普通の女の子。
そんな彼女の働くバー"VA-11 Hall-A"に訪れる207X年の未来を生きる様々なお客様たち。
ゲーム上、プレイエリアはバーとジルの自宅に限られてはいるんだけれど、お客との会話や自室の端末情報から得られるサイバーパンクな世界観の作り込みがとても丁寧で物語にがっつりどっぷり。
ユニークな客一人一人にもバックボーンや趣味嗜好、恋愛観や宗教観までしっかりと練られていて、開発陣の各キャラクターに対する深いこだわりと愛情がゲームを通じて強く感じられるのも遊んでいてとても嬉しいポイント。日本への愛も深くてにんまり。
提供するカクテルによって会話が変わる一風変わったな分岐システムも面白いし、下ネタ全開のテキストと儚くほろ苦いストーリーがずっぷりしっかり胸を刺す。
独特のゲームデザインも相まってかなり人を選ぶ作品ではあるけれど、心から大好きなゲームです。
働きながら生活のためにお金を支払う要素があるにも関わらず欲望のままに散財しちゃうジルちゃんを愛そう。
過去記事の方にも乗せてるけど直撮り仕様だったので撮り直したモデル戦士ジュリアン安置動画も再掲。
Vita版当時まったく周知されてなかったからこの攻略方法の起源は俺なんだぜ☆とこっそり自称してみる。
モデル戦士ジュリアン、Vitaと同じ方法でサクっとクリアっち #PS4sharehttps://t.co/360ZMYgFZP pic.twitter.com/QudNTCjwhy
— こなりた (@gamuaah) 2019年6月3日
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— こなりた (@gamuaah) 2019年6月3日
・基本的に射撃ボタンは押しっぱなし。
・開始50秒ほどでAメロ(?)パートが始まるタイミングで右下の安置ポイントへ。
・一曲聴き終わり2回目のAメロ(?)開始で中央に再浮上。安置消滅。しばらく自力で回避がんばる。
・ラスボスはボスの背後に回ってヒットアンドアウェイ。時間制限はないので落ち着いていけば大丈夫なはず。
2017年当時に刺さった部分と今回改めてプレイして刺さったポイント見事に違ったから
心から"今"遊んで良かったと思えたし、"未来の今"プレイするのが今からとても楽しみ。
人生の教科書とまでは言えないけど、
人生の愛読書にしていきたい、そんなゲーム。
続編的新作N1RV Ann-Aの発売が待ち遠しい!