こ な げ ー R e t u r n s .

CSゲームの感想やトロフィー録など

Returnal考察のようなもの

f:id:konagame:20210509122907j:image

 

ムズいムズいと嘆きながらも何とか3章までクリアしましたReturnal。

ゲームの感想はまた後ほど書くとして、ストーリーを自分の中で整理するための考察のようなメモ。

ネタバレしかないのでクリア後推奨。というかほんとに自分用なのできっとこの上なく読み難い。

 

あくまでも個人的なまとめです。大分拡大解釈してストーリー成立させるために頭捻らせてるだけなんて異論はむしろ助かります。

考察が最難関コンテンツなんて聞いてないんだよなぁ…。

 

 

 

 

※ネタバレ全開⚠️

 

 

 

 

まず白い影、これは母親=ティア=宇宙飛行士、だけど母親は本当に宇宙飛行士だったのか?という点。

セレーネは宇宙飛行士としての適性はなかった~的なログがあったので宇宙飛行士として未知の生物とドンパチしているこのゲームのアクションパートは全てセレーネの妄想的な何か。精神は間違いなく病んでる。

 

その病んでる理由に関わる宇宙飛行士、それは宇宙飛行士の母親なのか、それとも宇宙飛行士になれなかった自分なのか。

 

ゲーム内に出てくる宇宙飛行士のことをセレーネは母さんと呼んでいるけれど、"宇宙飛行士"はセレーネの憧れを具現化した妄想、幻覚のようなものなのかなって。

子供時代のセレーネの部屋は宇宙に関するものばかりで宇宙飛行士に対して強い憧れを抱いていた。

そして、恐らく母親はセレーネに対して虐待(ネグレスト)をしていた。それが起因で精神的不安定になり、さらに母からも邪険に扱われていた。家イベントシーンに出てくる幼少期のセレーネはいつも不安げで寂しそうで、心の支えである宇宙飛行士像に懸命に話しかけている。

 

そして全ての始まりである交通事故。この事故も道に突然現れた"宇宙飛行士"が鍵になっている。

宇宙飛行士そのものが完全にセレーネの妄想だったとするならば、現れた宇宙飛行士は一体?

真エンドでは"宇宙飛行士"としてセレーネ自信がこの事故で車に跳ねられている。幼少期のセレーネが目撃した宇宙飛行士は未来のセレーネのことだった?というとんでもなく陰鬱なループ物である可能性もなくはないけれど、この"宇宙飛行士"もあくまでもイメージ的なもので、"宇宙飛行士"として跳ねられた自分の手が幼かったのはこの事故から自分の中でのループが始まったという暗示のようなもの…?

事故直前の母親の態度からもセレーネはかなり邪険に扱われていた。不安に感じたセレーネは構ってほしさから存在しない宇宙飛行士の存在を母に知らせたことが事故の直接の原因?

 

この事故により親子は助かったけれど母親は半身不随の車椅子生活。セレーネは無傷で助かったものの母親に酷く責められた。死地で母は母親としてセレーネを懸命に救ったけれど、母はより厳しくセレーネに当たるようになった、事故の責任も全てセレーネに押し付けた。

 

 

あまりにも分かりにくいからまとめ①。

セレーネ…虐待により幼少期から精神的に病んでいる。宇宙飛行士に対する憧れ、母への愛情は強く持っている。

ティア…事故の責任がセレーネによるものだと責める。育児放棄、虐待していた?職業は元宇宙飛行士?

 

 

「子どもの頃の思い出は少ない あの家も思い出したくないことばかり 母さんはいつだって自分が中心で 私はいい子だったはず」

「私の声で喋るイカれた女みたいになりたくない」

「本当は 母さんが最初に宇宙に進出するはずだった あの人の志を継いで あの人が行けなかったところへ代わりに行こうと思った でも 本当に それが理由だった?あの家を見ていると 母さんに文句を言われてる気分になる」

「車の事故がなければ 母が着たであろうスーツ」

 

 

そしてセレーネ結婚。バラの花束と指輪を貰う。(どちらも強い妄想の可能性もあるけれど。

)けれど母親の呪縛からは逃れられなかった。子供を堕ろしたとのログ。これは母に堕ろさせられたと感じている?名前はヘリオス?その事によりセレーネは深く精神を病む。

誰かを墓に埋葬するようなカット、そして墓からせりあがってくる蘇りのイメージカット。チャプター1終了時の「あの63年は嘘だったの?」という台詞からセレーネは既に死亡している?または母が死に、解放された喜びや後悔に対するイメージ?

精神が完全に崩壊したセレーネが母親を自らの手で殺し(車椅子の母親を地下に閉じ込めて放置して餓死させた?)、穏やかな日常をずっと過ごした妄想を抱いた=これが嘘だったことに気付いた「あの63年は~」。

贖罪から死んだ母が蘇り取り憑いている妄想から抜け出せない、ループから抜け出せない?

"家"に対してキラキラと美しいイメージと陰鬱で殺伐としたイメージが向後に描写されるのは、セレーネの家や家族に対しての憧れと憎悪を表している的な感じかな。お母さんと仲良く手を繋いで歩いて、幸せな結婚をして…悲しいほど病んでらっしゃるや……。

 

 

あまりにも分かりにくいからまとめ②

 

セレーネ…子供堕胎で本格的に病む。母親の死により解放された幸せと後悔に取り憑かれる。

ティア…セレーネにより殺害。憧れであり憎悪の存在。

ヘリオス…宇宙船の名前=産まれなかった子供の名前?セレーネにとって唯一の希望だった。何度ループしても墜落(堕胎)してしまう。強く大切なもの。

 

 

「地球に戻れば精神異常だと疑われる でもそれが帰りたくない理由ではない 朝 目が覚めて ジムに行って コーヒーを飲んで 本を読んで 誰かとお喋りして そして夜ぐっすり眠る もうその暮らしに違和感がある」

「終わりは始まりから決まってた ヘリオスのように打ち捨てられて…」

「一瞬の戸惑い あの子は去って 私は残った」

「今回はあと少しだった ヘリオスさえ生きていたら戦略を立てられるのに…」

 

 

 

1~3のボスは幼少期に抱いた母親のイメージや宇宙飛行士とかなんかしらのイメージ、4のボスは玉座に座って真似出来ないほど上手にパイプオルガンを奏でられる父(←スカウトログ42)。父どんな人だったんだろ。

6のボスは事故後の母親、海で化け物となってしまった母親かな、と。

 

最後に車のキーで運転席を開けることで母親を救出した?母を受け入れ、自分を赦すことが出来た…のかな…。でもループ終わってないからなぁ………。

 

 

あとは資源や敵のリサーチ情報見る感じではセレーネは何かしらの薬品系の人体実験を受けていた可能性もある?胎児、死産についての記述も多いのでやっぱりそのことが成年期セレーネをかなり苦しめた様子。

幼少期→虐待、育児放棄、事故

成年期→胎児を死産、母親の殺害

晩年→自暴自棄で実験に協力?穏やかな生活への憧れと後悔

 

 

 

何にせよセレーネの空想、妄想、病的な精神状態を描いた世界ってのはFAだとは信じたい。これで実際宇宙旅行中の出来事だとしたらマジで意味わからんのでそれだけはやめて欲しい。報われることのない無限ループ。ハッピーエンドを下さい…。

 

 

「償えないから受け入れるしかない 車道の脇で死にかけながらすべて理解した 私の居場所…ずっと求めてきた安らぎの地はここだ 幾千の星の中でやっと見つけた 私はここに残る あなたと共に」

 

 

 

 

もう一度いうけど全て私の妄想でありセレーネおばさんの空想です。マジで最難関コンテンツすぎる…

合ってても外れててもどっちでもいいから来るタイミングでちゃんと公式による解説はしてほしい。マジで。こっちまで病んじゃう。

 

ゲーム本編の方は収集物コンプのためもうしばらくループ予定です。感想はその時にでも…。トロフィーバグぴえん🥺

 

 

 

 

追記。感想はこちら。 

konagame.hatenablog.com

 

 

【PS5】Returnal

【PS5】Returnal

  • 発売日: 2021/04/30
  • メディア: Video Game