アッシュと"かいぶつ"の友情が
この世界に奇跡を起こす
モーションセンサー機能の感覚的な操作で
自由にお絵かきしながら冒険できるペインティング・アドベンチャーゲーム。
アッシュと魔法の筆
クリア&トロコン完了しました。カラフルいえーい。
初出情報当時からズドンと惹かれていたタイトルではありましたが
期待以上に面白く、最高Happyな時間を送れました。
このゲームでしか味わえない幸福なゲーム体験がここにはある。
主人公のアッシュは心優しく絵を描くことが好きな普通の男の子。
いじめっ子の手によって散り散りとなってしまった大事なスケッチブックのページに導かれ訪れた灯台で、"かいぶつ"のルナと遭遇する。
ルナから貰った不思議な絵筆と、自らが描いた"かいぶつ"と共に、廃れてしまった故郷「デンスカ」を次々と色鮮やかに蘇らせていく。
プレイヤーの画力やセンスのポテンシャルとは関係なく
選択したデザインをええかんじに描いてくれるのでただただ爽快。
イベントムービー中にも描いた壁画がそのまま背景として映り込んでくるので、自ずと街中の全壁を絵で埋め尽くしたくなるやーつ。
大量に描いた絵は いつどのタイミングで訪れても変わらず残っているのにも密かな感動を覚えたし、
寂れた町を自らの手で蘇らせてる感が心地いい。
"かいぶつ"もパーツの組み合わせによって自由にデザイン出来、唯一無二のともだちを作ることが出来る。
無垢で爛漫なかいぶつ達がかわいくてね…
おねだり上手でこれまた町中にお絵かきしたくなっってしまう罠。
かいぶつと一緒に町を駆け回り、ギミックを解き明かしながら物語を進めていく過程もとても楽しかった。
キン〇ダムハーツ的なバトルアクション要素も普通に面白かったし、
ストーリーもシンプルながら心温まる良ストーリー。
L3+R3同時押しで瞬時にフォトモードが起動できるので、お気に入りの一瞬をより鮮やかに切り取ることも可能。
おかげでスクショ枚数もモリモリと。映え。
トロフィーはスケッチブック集めで最後の一枚がなかなか見つからず心折れかけたけれど、
基本的には分かりやすいものが多く、ストーリー追う過程でほとんど獲得も出来るのでトータル的には簡単でした。
別トロ扱いのVRトロフィーはPSmove未所持につき未着手のまま。
この世界観のVR空間で360度お絵描き出来るなんて楽しいに決まってるんだよなぁ……絶賛購入思案中。
ゲーム全体のボリュームとしては決して多くはなく
本編クリアには10時間足らず。
けれども冒頭にも書いた通り、
このゲームでしか味わえない幸福感で溢れていたし、
価格も3000円程度とかなり良心的。
安心してオススメできる良作です。
全ゲーマーやろう。