こ な げ ー R e t u r n s .

CSゲームの感想やトロフィー録など

じんるいのみなさまへ

 

 

まず最初に、これだけはいいたい。

何がとは言わないけれど、地雷も踏み抜けば眩く光り輝くものであると。

(※その際自らへのダメージについては鑑みないものとする。) 

 

じんるいのみなさまへ。

かわいい女の子たちがキャッキャうふふする眩いのゲームでした。

 

f:id:konagame:20190630104503j:plain

じんるいのみなさまへ | 日本一ソフトウェア

 

ある日主人公が目が覚めると、そこは荒廃し激変した秋葉原

そこに特に突っ込むことなく、ただ日常を送るために。

サバイバルと散策、大好きな友達との"""旅行"""を楽しむ彼女たち。

 

 

いわゆるポストアポカリプスものからはかけ離れた彼女たちのゆるさと明るさ。

そこに生じる違和感めいたもの、垣間見える不穏さ。

そんなちぐはぐ感に素直に引き込まれたし、後半の展開も良かったし、落としどころもひっじょーにすてっき。

 

 

なにより最強にかわいい。それが全て。

かわいいって最高じゃん!!!?!

 

 


f:id:konagame:20190630200733j:image

 

 

システム周りについては他のレビューサイトやら大手ゲーム誌にさんざん書かれているしちょっと文字数的にも書ききれないんで敢えて言及するつもりはないんだけれど、

 

マップに現在地の表示が描かれていない件。

これについては一度よく考えてみても欲しい。

 

現実に、目的地や現在地にナビなんて存在しないやん?

 

確かに秋葉原にゆかりのない人種や地方勢にとっては地の利がない分、最初の数時間かは苦戦するかもしれない。けれどもそんな右も左も分からない街を自らの足で散策し、懸命に奔走しているのは他ならぬ"""彼女たち"""。

 

このゲームは百合であり、萌えであり、サバイバルなのだ。

 

同じところをグルグルと周り、次の目的地が分からず途方に暮れながら一日が過ぎていく過程で、少しずつ着実に、彼女たちと共に我々は秋葉原という街に詳しくなるし秋葉原が生活の場へと変わっていく。きょうかちゃんの全力ダッシュを見守りつつ何度も何度も何度も何度も往復を繰り返す内に秋葉原の立地が手を取るように分かるようになる絶対に。全てはシンクロニティーを優先した上での有効な手段に他ならないのだ…。

自転車にも乗れて目的地ナビもついている妖怪ウォッチ4(同時進行中)が親切すぎて涙でてくるわ!!!サバイバルとは生きる事なのだ…。


f:id:konagame:20190630200744j:image

 

どうしてもアキバ広くて覚えられねーよ!って人は開発担当アクワイア発のハイスペクタルアクションRPGアキバズシリーズを遊べば問題解決!私自身アキバズの知識で乗り切れた節あるで!やろう!!!

AKIBA'S BEAT - PS4

AKIBA'S BEAT - PS4

 

散策途中のセーブ不可で手を休めることが出来ないのも、全ては没入度を高めるための功名な演出であり戦略なんだ。きっとそうなんだ。

 

 

 

 

 

 

f:id:konagame:20190630104546j:plain

 

新時代令和の伝説のゲームとして語り継がれる作品となった思うし、

全てを受け入れ、全てを楽しんだ先には最高最強のゆるかわいい世界がここにはあるので、

ひっくるめて私は大好きなゲームでした。

 

 

えりゆゆ、かずいさ素直に好きだし最高。

きょうかちゃん可愛いしゆゆちゃん万能だしかずみ無双だし同人ショップは叡智の結晶!えりなサマー!いさなママー!

 

声優さんも無名新人らしき方が多い中、どのキャラもとてもイキイキとしていたし正にそのキャラクターそのもの!って感じで大変に良かった。

今後のご活躍を心より願う。ありがとう感謝。

 

欲言えば百合度はもっと高くてもよかったかなー。がっつり固定CPなのも少し予想外ではあった。 でも登場人物のみならず日記などの文章でも1mmも男の影がない心意気や良し。

 

前触れ通り「鬱要素のない上質な百合ゲー」なのは間違いなかった👏

 

 

 

うーん100点!

 

 

 

 

f:id:konagame:20190630104611j:plain

 

・・・が眩し過ぎてゲーマーとしての価値感覚変えられてしまったような気がしないでもないので、ゆったりとディビジョン君の世界に戻ろうと思います。 

 

 

じんるいのみなさまへ - PS4

じんるいのみなさまへ - PS4

 
じんるいのみなさまへ ―わたしたちの場所―

じんるいのみなさまへ ―わたしたちの場所―

 

 

f:id:konagame:20220127220555p:plain

 

konagame.hatenablog.com

 



 

 

2周目終えて意識レベル多少戻ったので最後にちょいと愚痴。

 

好きの気持ちに偽りはないけれど、…課金DLCについてはちょっとさすがに擁護できないかなって。

  • そもそもストーリー全体でDLCへの誘導っぷりが凄まじい。
  • DLCが適用されない一周目は適用していない事に対する罪悪感すら芽生えるレベル。
  • そして物語自体も謎が謎なままで終わる部分がある。
  • もはや本編クリアがクリアとは呼べないあれ化。
  •  課金キャラ「朱香スハーヤ」が加わることでエンディングも一転。
  • 課金要素の域を超えた正ルートっぷり。

課金そのものがダメとは言わないけどこれは流石に本編に組み込むべきやつ…。

普通にADVでトゥルーエンドが課金式だったらおかしいデショ…。ただでさえびっくりフルプライスゲーではあるけれどこの際定価500円高くてもいいから本編に入れて欲しかったくらいだよ…

 

メーカーによっては外伝小説だってオマケ要素としてゲーム内に組み込んでくれているところもあるだけに、ここ最近自分にも募ってきいた不信感というか不安感というのが抑えきれなくなってきてはいる。こっちも慈善事業でゲーム買ってる訳じゃないんだよなぁ…

 

愚痴が本文より長くなりそうなのでこの辺で。