こ な げ ー R e t u r n s .

CSゲームの感想やトロフィー録など

DESTINY CONNECT

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かつて 子供だったあなたと、

いつか 大切なひとを見つけるキミへ。

 

3月14日発売のDESTINY CONNECT(ディスティニーコネクト)

クリア&トロコン~~~。

 

グラフィック、キャラクター、音楽、ストーリー、

どれをとっても好きが止まらない作品でした。

 

物語の舞台は古い歴史を持つ町、クロックニー。

 

クロックニーに暮らす女の子、シェリーは母親と一緒に新年のお祭り「ソウルマン・フェス」へ花火を見に出かけました。

いよいよ新年を迎えようというその瞬間、不思議なことに街の人々が一斉に動きを止めてしまいます。

 

止まってしまった人間に代わって動き出したのはおかしな形の機械たち。

シェリーは異変の原因を探るため、タイムトラベル能力を持つメカ「アイザック」と、友達のペグレオとともに過去のクロックニーへ旅立ちます。

DESTINY CONNECT(ディスティニーコネクト) | 日本一ソフトウェア

 

 

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とにかくキャラクターがかわいい。

 

主人公シェリーちゃんのコロコロ変わる表情は素直にかわいいし、もうほんとかわいい。(語彙力)

主人公特権のシェリーちゃんのお着替え要素は衣装のデザインが普通にお洒落で眼福至極。

衣装を解放するための水哨玉はハチャメチャに見つけにくいけれど、フィールド移動中常時〇連打で親指酷使するだけの価値がそこにはある。

 

 

 

そんなかわいいシェリーちゃんの脇を固めるのは

地味系/やんちゃ系/クール系のバランス感抜群の少年達と、

心優しきタイムマシンロボット。

 

少女とロボットの組み合わせの時点で好きにならないはずないんだよなぁ…。

 

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ここまで かわいいと好きしか言ってない気もするけれど、

ゲームの作り自体はベタ中のベタ。

 

懐かしのシンボルエンカウント×カウントタイムバトルシステム。

少しぎこちないカメラワーク。

カラバリ焼き回しただけの雑魚敵等々。

 

2019年製のゲームにしてはどうにも古臭い感じは否めないのだけれど、その古臭さもゲームの雰囲気とは奇跡的(意図的)にマッチしてはいるので、

猛烈に口を悪くオススメするとしたら

【初めて遊ぶPS2時代の隠れた名作RPGのリマスター版】と思えば違和感なく楽しんで遊べるはず。

 

 

 

システム周りはなかなか充実。

 

戦闘倍速やフィールド移動時のダッシュ、フィールド移動キャラの切り替え、カメラの距離感の変更、ファストトラベル、目的地ナビ、マップの拡大縮小などなど

頑張ってくれていて好印象。

 

ただ先述したとおりカメラワークはあまり良くないので設定でカメラのオート移動はOFF推奨。

 


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バトルはFF10などと同じCTB方式。

 

バトルにおける主人公はアイザックで、3人PTの一枠はアイザック固定。

そしてアイザックがHP0になると問答無用でゲームオーバーとなってしまう。(ただしゲームオーバーになってもその戦闘からやり直しできる優しさ)

 

その分アイザックアチェンジによって様々な特性に特化したフォームへの切りかえが常時可能の強キャラ仕様。

仲間を庇い、癒し、敵に大ダメージ量産する姿に萌えるよりない。

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人間キャラクターにもそれぞれに特性がある一方、戦闘中にパーティー入れ替えはできないので、残り2枠を誰にするかをシーンごとに悩むのも楽しかった。

基本的にPT固定で問題ないけどkawaiiが溢れて全員使ってあげたくなるんや……(オルタナ・トゥルース安定)

 

 

 

ボリューム的には20時間で収まるコンパクトさだけれど、シンプルにまっすぐに展開していくストーリーはやっぱりどこか懐かしくて。

 

タイムトラベル理論について別ゲーで散々触れてきた身としてはツッコミどころやご都合展開にハテナな部分も確かにあった、けど!けど!それごと愛したいし愛せる…!

 

ただし全17章の内1~6章がとんでもなくあっという間に進んだのはさすがに焦ったけどねw

省略しすぎ&間延び展開のチグハグ感ごと愛そう…!

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ボリュームに対してチュートリアル懇切丁寧の極み。

いや100時間RPGのテンション!(東京ホテイソン風に)

 

スキルの成長やギアシステムなどは普通に面白かったから、テンションだけじゃなくリアルに100時間大作RPG化したバージョンでも遊んでみたさある。もっとこの世界観の中で冒険してみたかったなぁ。

 

 

 

トロフィーも難易度的にはとても簡単なのだけれど、例の如くボリュームに対しては若干規定回数が多めなので、最初から多少意識しておいたほうがいいかも。

ただし意識して進行したあまり物語中盤あたりでレベル50のカンストを迎えてしまい、ゲームバランスが多少崩壊。「やべぇ…こいつ…強すぎる…!」と嘆いてる敵が全く脅威には感じられず流せるはずの涙をこぼせなかったのは悔やまれたり。

 

金のパーツやスキル強化アイテム系に関してはコツコツやってても結局集まらない(断言)ので、ストーリー後半部分で収集作業に徹する必要あり。

クリアまで20時間とは書いたけど、収集作業に4時間以上、その他散策に時間取られて私のクリアタイムは40時間ほど。

 

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 気になるところがない訳でもないけれど、

そんな指摘箇所を補って余りある魅力にも溢れた作品だったし、

冒頭に書いた通り好きが止まらない、ハートにストライクな作品に出会えて心に穏やかなの訪れが感じられました。

 

 

笑って泣けてノスタルジーな気持ちに浸れる、

おもちゃ箱に大切にしまっておきたい、そんな作品でした。

 

 

 

 

ディスガイアRPGで疲弊しているぽんいちさんにも春を感じてほしいのでもっと売れてほしい。シェリーちゃんとアイザックごと全てを愛して。