何度だって世界救うのは―オタクだ。
オリジナル版の発売及びアニメ化が2012年。
リマスター版、更にはELITE版の発売が2014年。
その後特に音沙汰が無かったところに突然の続編発売in2019年。
そりゃ驚きと共に予約購入しますよね。
ロボノDaSH受け取り完了デュフフ~。特典ブロマイド付きなのだぜ✩ pic.twitter.com/6S2nNODfnw
— こなりた (@gamuaah) 2019年1月31日
舞台はオリジナル版から半年後の種子島。
そこで2週間に渡り開催されるお祭り「わざいか鉄砲祭り」での物語。祭りじゃ祭りじゃ!
主人公は前作と引き続き格ゲーオタクの八汐海翔と、元々世界線的に繋がりのあったSTEINS;GATEの世界から登場人物の一人橋田至が本格参戦しW主人公体制へ。
高校を卒業後本土に渡り宇宙飛行士を目指し浪人生活を送る海翔と「とある理由」により種子島にやってきた橋田が、チュウタネロボ部の面々やその愉快な仲間たちと共に「祭り」で起こる騒動を解決していく正統派続編────
というよりはロボノchu✩chu!ですねわかります。
次々と巻き起こるツッコミ所満載の珍騒動。
ネタにマジレスカッコ悪い!とばかりに全力でネタに走ったご都合展開のオンパレードなんだけれど、
久々に集結した仲間たちの「いつもの日常」と半年間で「変化した関係性」がしっかりと描かれており、ファンディスク且つ紛うことなくロボノの続編。そして完結編。
そこにシュタゲ、更にはカオヘのエッセンスがボフッと加わりなんだか科学ADVシリーズのお祭り的作品に。祭りじゃ祭りじゃ!
何をするにもゲーム中心。「キルバラで俺に勝ったらね」が口癖で協調性も無く無気力無関心。周囲から浮いていた八汐海翔はこの半年ですっかり成長。大進化。
上記の台詞を封印した彼は相変わらずクールながらも人間味が増し好感がもてるさわやかリア充化。八汐海翔恐ろしい子。
……だから関連ワードやめたげてよぉ!
──私自身も前作海翔の終始一貫した格ゲー脳っぷりに「こいつ歴代科学ADVシリーズで一番ヤバイ主人公じゃね?」と感じて若干引いていたんだけど、
活力をプラスしゲーム脳をマイナスして、みんなの"先輩"している八汐海翔はCV木村良平の好青年だったことに気付かされてしまった。
正直言って…すごくタイプです…///
その分キャラ的に薄味になってしまった海翔の代わりに橋田至29歳既婚がバランス調整とばかりに出張っていたので笑いどころはもりもり。流石HENTAI紳士。
"運命石の扉世界線"の10年後シュタゲメンバーのやり取りも盛り込まれていてシュタゲファン的にも満足。
各キャラ√もちゃんと後日譚していて面白かった。
こなちゃんは全開全力だったし淳ちゃん超頑張ったし愛理ちゃんの想いは救われたし…昴くんエピはやたら胸に刺さって号泣してしまったし綯さんはナカーマ!
何よりあき穂と海翔のその後の関係も描かれていて大変に良きでした。 爆ぜろリア充!
キャラ変澤田きゅんと昴パパは可愛かったし、前作のあれやこれやを色々回収してようやくロボノの物語完結したんだなって。
そして君島コウは考えるのをやめた~fin~
タイトル【ROBOTICS;NOTES DaSH】の通り、ロボノの世界がミスターDaSH(=橋田至)に終始侵食された内容だったけれど、
個人的にロボティクスノーツという作品はなんだかんだ好きだったので続編発売は素直に嬉しかったし、DaSHのおかげでロボノをより好きになれたのには至極感謝。流石天才スーパーハカー。
橋田至;NOTESらぶchu✩chu!!みが強すぎる感はあったけどな!
分岐も簡単。トロフィーもほぼ読み進めるだけで取得可能。シナリオボリュームも適量。システム回りは無問題。居ル夫マンドクセ。
欲言えばもう少しCGは欲しかったな~~~。スクショが一章までしか撮れないのは残念無念。
何はともあれよい祭りでした。 科学ADVシリーズわっしょいしょい。
チュウタネロボ部は永久に不滅です。
元気一発、よいら~いき~!
科学ADVシリーズに触れるとどうも文章がスラングに侵されてしまうのは仕様です。