予定より大幅に遅れたもののなんとかストーリークリア。
クリア時間は40hほど。
ボリューム不足なんて声も見受けられたけど、そこじゃない部分で気になるところがかなりあったので少々辛辣な内容になっちゃうかも。
酒含んだ熱帯夜の更新ってことでご容赦を。
""あの""ダンガンロンパスタッフ再集結による新規タイトルとあって
期待半分不安半分だったのが正直なところ。
ダンロン3にすっかり""してやられてしまった""ので
遊ぶ前から必要以上にビビってはいたんだけど、
蓋を開けてみたらば、意外と普通にがっつりダンジョンRPG。
13日の活動制限だったりはあるものの素材集め要素だったり
スキルや部位破壊だったり、なかなか面白いやん?
と思ってましたよ。序盤は。
難易度はオススメ設定のⅢで進めてたんだけど、
まーーー 敵がぐいぐい強くなる。
強くなる とはいえバトル中は自由に移動できるリアルタイム制で、
敵の行動をかわしたり背後に回り込んだりする事も出来るから倒すことはなんとかできるんだけど(それでも普通に殺される)、
進むにつれてどんどん敵が硬くなっていくし数も増えてくるし、それでいて敵の種類は少ないので…とにかく飽きる。 後半になるにつれて雑魚戦がただただ億劫。
難易度を下げると敵が弱すぎて被弾無視のゴリ押し戦法で勝ててしまうからこれまた退屈だし、逆に上げると攻撃痛すぎてワンパンで死亡→拠点出戻りループに陥って至極面倒。
先述した素材集めによって拠点を強化したり装備防具の作成・料理なんかも出来るんだけど、レア素材は高難易度じゃないとドロップし難く(しない?)その上とにかく落ちないので、痛い雑魚の攻撃に何度も沈みながらひたすら落ちないレア素材を回収する~~という作業を延々と強いられる羽目になり……ここでぽっきり折れちゃったよね。 結局一度もトカゲの粘液を手にする事はなかった私のサバイバル生活。
「手に入れた素材を保管するための倉庫」を「拡張するための素材」が一向に集まらなくて拠点の床がぶちまかれた素材だらけになってしまうのも地味にモチベ削られてたり。
どうせならダンガンロンパのガチャシステム流用して、ゲーム内で手にしたコイン的なアイテムで確率ガチャさせてくれたらまだテンションキープできたんだけどなぁ。ロードリセマラならすっかり慣らされてるんだしさ。
キャラクターに対するエグいムゴいヒドいの三拍子は相変わらず健在で
各章で明かされるそれぞれのトラウマには十分引き込まれてたし、
寿命が決められた上でのサバイバル・一度死ぬことでどんどん強化されて再生するというクローン人間というシステム上、 « 生きること»・« 死ぬこと»があまりにも軽く安易に描かれていて、そこに抱く倫理的な嫌悪だったりも結果としてしっかり物語の伏線になってるのは実にお見事。
プレイヤーの思考誘導だったり、サバイバルガイドで小出しにされる情報から推測させてくれたりの仕掛けもとても良く出来てた。
けどなんだろう、期待値を越える衝撃や真新しさはなかったかなぁ…
肩書きの力が鬼強い分なんとも損してる印象。
そういう意味ではボリューム不足、というか盛り上がり不足は否めない。
ただ玖保田ゼン(イケメン農家/ボクサー体型/元ヤン/スイーツ好き/cv斎賀みつき)の存在はさすがやなって。 さすが。分かってるなって。
そんなイケメン及び美少女の糞尿管理が出来てしまうのもさすがやなって。
ストーリー上でもプレイヤーの進行度に合わせてちゃんと幼・青・壮・老で声もキャラモデルも入れ替えられてるこだわりはすごい。
トロフィーは素材集め必須のものだったりシカバネリスト(様々な要因であえて死ぬ)全員分だったり、なかなかのマゾ向け仕様だったので今回はスルーでもいいかなって気持ち。(低意識プレイで61%)
攻略サイトやらガン見すれば終わりそうな作業ではあるけどね~。
作業するにはこの夏は暑すぎた、ということで。
戦闘のダルさ、素材集めのダルさが主な要因でちょっとダレてはしまったけれど、面白いか面白くないかで言われたら普通に面白かったです。
後半の展開は置いとくにしてもエンディングの流れにはずっと鼻水も目汗もドバドバ流してたし、サチカかわいいよサチカで満足感モリモリ。
ただエンディングのあれ、ネタバレになるから一応色伏せるけど、
残機8人と散々謳っておきながら突如現れた謎の青年(かなりの年月をたった1人で遠く離れた異国の地で存在・生存していたノットクローン人間)とかさすがに設定ガバ過ぎねぇかなってヒュッと涙引っ込んだのは残念。あくまでもハルトの希望的な予測であって真実じゃないよーっていうそれ含めての大円団、ってことなんだろうとは思うけど、まとめ方雑過ぎやて……
はい。
まぁ大御所コンビによるキャラクターの掛け合いを見るだけでもなかなか価値あるとは思うよ。雑まとめフィニッシュ。
それでは合言葉。
人類の
明るいミライを
テラシマショウ!